酸などの作用で肌の表面の古い角質、老廃物を除去するケミカルピーリング。
その特徴から、たびたびトラブルが起こることもあります。
特に良く聞かれるのが、次のような症状です。
1や2は、ケミカルピーリングが効果的に働いているときの一時的な症状の場合がほとんどです。
施術後、ケアした部分を冷却すると、痛みや赤味はおさまります。
ただし、あまりにも長い間続く場合は、一度皮膚科医に相談してくださいね。
3~6の症状では、酸濃度が高すぎることが考えられます。
ケミカルピーリングに使われる酸は、濃度が高ければ高いほど効果も増しますが、そのリスクとして、肌のヒリヒリ感や腫れも起こりやすくなります。
ケミカルピーリングでは、肌質によって、適した濃度や施術時間が微妙に異なります。
医療機関やエステサロンで使われているピーリングの薬剤は30%ほどと高めなので、この判断を誤ると、7のように結果的に色素沈着などの事態をまねいてしまいます。
一方、ピーリング化粧品などに含まれている酸は10%前後なので、正しい使い方さえしていれば、大丈夫。
それでも、肌の弱い人、アトピー性皮膚炎など何らかの皮膚疾患を持っている人、妊婦さんなどには、ケミカルピーリングは不向きなので注意してくださいね。
それから、ピーリング後に肌トラブルが起こったというケースで、ありがちなのがアフターケアの怠りです。
ピーリングのあとは、肌のバリア機能が著しく低下している状態で、皮膚は外部からの刺激にとっても敏感なんです。
ですから、ちょっとした刺激で、肌トラブルが起きてしまうんですね。
でも、防ぐ方法は、ちゃんとあるので安心してください。
その方法は、徹底的なアフターケア。保湿と紫外線対策です。
肌バリア機能の落ちた皮膚からは、とても水分が蒸発しやすい状態。
ほうっておくと、肌はどんどん乾燥し、ますます刺激に弱くなります。
ピーリング後は化粧水などで潤いを充分に補い、しっかりと保湿をしておくことが重要。
また、紫外線のダメージも直接受けてしまうので、肌のバリア機能が回復するまで、しばらくは日焼けも厳禁です。